十津川郷土の家ネットワークは、十津川の山から消費者へ木を産地直送する「産直住宅」を実現しています。
通常、木材は製材所や卸売業者など複数の業者を挟んで流通されるため、コストがその分増えます。
十津川村では、「森林づくり」「製品・加工」「工務店への直接販売」を、
村内で一貫して管理することで流通コストを下げ、さらに品質を確保することに成功しました。
「生産者の顔が見える木」は消費者に安心をお届けできることはもちろん、
その販売資金をそのまま森林へと還元することができ、十津川村の林業の発展にも役立っています。
十津川村の森林管理は「植える」→「育てる」→「伐る」→「植える」というサイクルを繰り返して行われてきました。何十年も昔に植えた木を、代々大切に育み、伐り出して販売した資金で、また植林を行い育てています。大切に育てられた良質な木材を都市に流通させ、消費者の手に「家」というカタチで送り出すことが、豊かな十津川村の自然をこれからも守り続ける方法だと考えています。
「⽊灯館」では、お客様と⼯務店をお繋ぎする場として、「⼗津川郷⼟の家ネットワーク」加盟店に関する資料のお取り寄せからご紹介までを承っております。